ゲームを読む。

-ノベルゲーム・タイピング-

探偵 神宮寺三郎 -新宿中央公園殺人事件-

このブログはゲームのテキストを文字起こし・画像を投稿していますので、ネタバレを多く含みます。

読んで面白いと思ったら購入し、ぜひご自身でプレイしてください。

ご意見・ご要望がありましたら
─メール─ zippydle.scarlet@gmail.com
または
Twitter─ @Zippydle_s
まで連絡下さい。


--------------------

 

探偵 神宮寺三郎 -新宿中央公園殺人事件-

 

f:id:Sleni-Rale:20200822142834p:plain




・・・。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822142848p:plain



ようこ「おかえりなさい、せんせい。 くまのけいしがいらっしゃってますよ」

 

f:id:Sleni-Rale:20200822142900p:plain

 

くまの「じんぐうじくん。 しんじゅくのちゅうおうこうえんで みつかった こうさつしたいの みもとは たかだももこと いうところまで わかったんだが・・・。 ホシの けんとうが かいもく つかめんのだ。 すこし ちえを かしてくれよ。 たかだももこ。 21さい。 しんじゅくのバー・イーストの にんきホステス。 このじけんの ひがいしゃだ。 かのじょの したいは、こうえんの しばふを はがした つちの うえに すてられていた。 しいんは ひものようなものによる こうさつ。 しぼうすいていじこくは、12にちの 23じから、13にちの 0じ30ぷんまでの あいだ。 はっけんされたのは 6じ30ぷんごろだ。 みもとを しめすものが なかったので、みもとの はんめいに てまどったが、ゆうじんの おおつかけいこ からの そうさくねがいの とくちょうと いっちするので かくにんしてもらい、ひがいしゃが ももこに ちがいないことが わかったんだ。 12にちの よる、ももこに『そうだんが あるので、わたしの マンションに あした きてほしい』と、たのまれている。 やくそくどおり、13にちの あさ9じに ももこのへやへ いったが、ももこは おらず、みせにも すがたを あらわさなかった。 そこで、しんぱいになった けいこは14かのあさに なって、けいさつに とどけたと いうわけさ」


・・・。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822142922p:plain



バー・イーストにやってきました。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822142931p:plain



けいこが いました。


けいこ「そういえば、ももちゃんは さいきん かしわぎさんが おみせに こないって しんぱいしていたわ。 かしわぎさんは しんじゅくに いくつも とちを もっている ひとで、ももちゃんを きにいって とっても しんせつに してくれてたの。 ももちゃんの ほうも、おとうさんの ようだって、ずいぶん したってたみたい。 かしわぎさんの かいしゃなら、こうせいねんきんかいかんの ちかくの ビルにあるわよ」


あたりのひとに きいてみる。


「ここだけの はなしだけど、てんちょうの よよぎさんは、ももこに かなり しゃっきんが あったらしいぜ」


てんちょうの よよぎを よぶ。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822142949p:plain



よよぎが やってきました。


よよぎ「12にちは みせを はやくでて、しりあいの ところに いったよ。 だれと あおうと かってじゃないか! ももこの ことは あまりくわしく しらないよ。 いそがいしんだから、かえって くれませんか!」


・・・。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143002p:plain



かしわぎの じむしょです。

 

へやの なかは がらんとしています。

じょせいが ひとり いるだけで、かしわぎらしい じんぶつは みあたりません。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143018p:plain



まちこ「わたしは かしわぎしゃちょうの ひしょで、はなぞのまちこ といいます。 どちらさまですか? えっ、たんていさん? ・・・しゃちょうは、12にちの よるに ガンが あっかして、おなくなりに なりました。 しゃちょうの ひしょだった わたしは、このじむしょの せいりを しているところです。 しゃちょうは かなりの しさんかでしたが、かぞくが いないので、そのざいさんは べんごしが かんり しています。 ・・・ももこさん? このあいだ こうえんで したいで みつかった かたですか? さあ、しりませんわ。 ・・・けいこさん? バー・イースト? さあ、しりませんわ。 12にちは あさから しゃちょうが にゅういんしていた びょういんで、しゃちょうの かんびょうを していました。 そのあと、しんじゅくの ホテルK.Oに とまりました。 きちじょうじの マンションです。」


しゃしんを とる。


まちこ「なにを なさるんですか、いきなり!」


・・・。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143042p:plain



よどばししょ です。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143052p:plain



くまのが やってきました。

くまの「ああ、ももこのへやは たちいりきんしに してあるんだ。 かたくそうさで こんなものが あったよ。 きみに わたしておこう」


それは ももこのしゃしんだった。

じんぐうじは それを しょうこひんとして かりた。


よよぎのことを きいた。


くまの「そのことで、きみに はなしが あるんだ。 じつは、われわれの そうさで、よよぎが ふうりんごうぞうという やくざのおやぶんに 500まんもの たいきんを かりていることが わかったので、じじょうを きこうと よよぎに しゅっとうを めいじたら、ゆくえを くらませて しまったんだ・・・。 えっ? なんだって! よよぎは ももこからも かねを かりていたのか! よおーしこれで わかった! はんにんは よよぎはじめだ。 よよぎは ももこに かりた かねを かえすことが おしくなり、ももこを ころしたんだ! さっそく よよぎを じゅうようさんこうにんとして、てはいしよう!」


・・・。

 

じむしょに もどってきました。


ようこ「いったい だれが ころしたのかしら?」


・・・。



めいじぐみに やってきました。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143123p:plain



「これは じんぐうじさん。 おやぶんなら へやに いますぜ」


・・・。



ごうぞうのへや です。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143138p:plain



ごうぞう「やつは おれに 500まんの しゃっきんを していたが、このまえ そのうちの 300まんを もってきたんだ。 ところが のこりを りしを つけて 12にちの よるに かえすと いうんで、まってたんだが、きやしねえ。 それいらい すがたを みせねえんで、さがしているんだ」


・・・。

 

バー・イーストにやってきました。

けいこが いました。


けいこ「はなぞのまちこ・・・ああ、かしわぎさんのひしょね。 おもいだした。 いつだったか、かしわぎさんの ようじで おみせに きたことが あって、すこし のんでかえったはずよ。 たしか、そのときは わたしと ももちゃんが いたと おもうわ。 ・・・えっ! かしわぎさんが なくなった! なんてこと・・・とっても いいひとで、ももちゃんも ずいぶん しんせつに してもらってたのに・・・。 ももちゃんが いつか、じぶんの おかあさんの はなしを したら、それから すごく やさしくなって、まるでじぶんの ほんとうの おとうさんみたいだって、いつも いってたのに・・・。


・・・。



しんじゅくの ホテルK.Oの フロントです。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143154p:plain



きょう「いらっしゃいませ。 とうホテルの フロントマン きょうたまお と、もうします。 ・・・はなぞのまちこさま、ですか? しょうしょう おまちください。 きろくを しらべて まいります」


・・・。

 

きょう「おまたせしました。 はなぞのまちこさまは たしかに、12にちの 22じから よくじつの10じまで おとまりに なっています。 おくるまで おいでになって、ここの ちかちゅうしゃじょうを おつかいになりました」


・・・。

 

めいじぐみに やってきました。

あたりのひとに きいてみました。


「ああ、このあいだ しんだ かねもちの ひとか。 なんでも むかし、うちの おやぶんと しりあいだったとか・・・」


・・・。


ごうぞうのへやに やってきました。


ごうぞう「たしかに かしわぎさんとは ふるいつきあいだ。 しかし かたぎの ひとなので めだつ つきあいは していなかった。 むかし、おれの せいで、かしわぎさんが つきあってたおんなが ゆくえしれずに なってしまったんだ。 そのとき、おんなの おなかにいた こどもが うまれていれば、もう20すぎかな・・・。 かしわぎさんは みよりが ないので、なんどか、びょういんへ みまいに いったが、ひしょの はなぞのなんか、ろくに みまいにも きてやしない。 はくじょうな やつだ。 かしわぎさんの こどものはなしは はなぞのの めぎつねも しっていたかも・・・。 かしわぎさんが しぬ すこしまえに、その こどもらしいひとを みつけて、みもとを しらべさせて いたらしい。 ところが、どういうわけか、よよぎのやつも そのこと しっているらしいんだ。


じんぐうじは タバコに ひを つけた。

そのとき、あるかんがえが じんぐうじの あたまを よぎった。


――おかしい。

ごうぞうは よよぎのことを さがしていると いいながら、それほど あせっているようすも ない・・・。 ひょっとしたら ごうぞうは、よよぎの いばしょを しっているのかも・・・。


ごうぞう「よよぎの ことを ききたいのか。 あいつには 300まんも かしていたんだ」

じんぐうじ「おかしいぞ! たしか さいしょ あんたは よよぎに かしたかねを 500まんと いったはずだ!」

ごうぞう「さ、さあ・・・。 そんなことを いったおぼえは ないぞ! ・・・ま、まて! わかった。 はくじょうするから やめてくれ! たしかに よよぎに かしたかねは 300まん だけだ」

じんぐうじ「まだ なにか かくしているな!」

ごうぞう「もうしわけない。 じつは よよぎは もう つかまえて あるんだ。 12にちの よるに かしわぎさんの びょういんへ いったんだが、そこへ よよぎが あらわれたんだ。 おれをみて、びっくりしたのか、よよぎは にげだしちまった。 なんで よよぎが くるのかと かしわぎさんに きくと、れいの こどもというのが みつかったと いうんだ。 そして、それが バー・イーストの ももこだと いうんだ。 おまけに そのことを よよぎが しっているらしい。 よよぎは そのことを ねたにして、かしわぎさんに かねを せびろうと していたらしいんだ。 ところが、そのあと かしわぎさんの ようだいが きゅうへんして しんでしまった。 そのうち、れいの こうえんで みつかった したいが ももこだと わかったんで また びっくりだ。 それで、にげようとしていた よよぎを とっつかまえてきたんだ。 ・・・まちこ? ああ、あの めぎつねか。 12にちは さっさと かえって びょういんには いやしなかったよ」


・・・。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143224p:plain



くまの「いやあ、じんぐうじくん、ありがとう。 おい、よよぎ! こんどこそ ほんとうのことを はくじょう するんだ!」

よよぎ「た、たしかに おれは ももこに かねを かりました。 でも、ももこをころしたのは おれじゃありません! 12にちの よるは かしわぎさんの にゅういんしていた びょういんへ いきました。 それは、ごうぞうおやぶんも しっています。 いぜん、かしわぎさんが みせに きたとき、しつこく ももこのことを きくので、おかしいとおもい、いろいろと きいてみると、かしわぎさんが むかし つきあっていた じょせいとの あいだに できたこどもが ももこらしいんです。 かしわぎさんは、もし ももこが じぶんの ほんとうの こどもだったら、ざいさんを のこそうと かんがえていたらしく だれか、ひとを つかって ももこのことを しらべさせていると いってました。 ももこに ははおやの ことなどを いろいろと きくと、どうも ほんとうらしい。 そこで そのことを かしわぎさんに つたえ、びょういんへ いきました。 ところが、よくじつ かしわぎさんが しんだことが わかり、そのうえ ももこも みせに でてこない・・・。 そのうち、こうえんで ころされたのが ももこだとわかり、ももこには かねを かりているし、アリバイも はっきりできない。 おまけに、たんていの せんせいや、さつのだんなが さがしていると しり、へんに うたがわれたくなかったので、すがたを かくそうと しているところを めいじぐみの こぶんに みつかって、つかまったと いうわけです。 ももこと かしわぎさんの ことで、ごうぞうおやぶんに みょうに うたがわれて つかまったと いうわけです。 ・・・それにしても ごうぞうおやぶんと かしわぎさんが したしかったとは しらなかった・・・」


・・・・・・。

 

・・・。

 

くまの「じんぐうじくん、どうやら ももこごろしの どうきらしい ものがみえてきたね」

じんぐうじ「ああ。 やっぱり よよぎと ごうぞうは ホシじゃないよ」


・・・。

 

したいはっけんげんば です。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143238p:plain



くまの「ここが ももこの したいが はっけんされた げんばだ。 だいいち はっけんしゃの かんりにん、おおくぼさんに はなしを きこう」

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143249p:plain



おおくぼ「わたしが したいを みつけたのは、13にちの あさ6じの みまわりの ときです。 12にちの よる 24じ30ぷんの ときには そこに したいは ありませんでした。 12にちは ごごから あめが ふっていて ひとけは ほとんど なかったとおもいます。 それから、いまは はりかえて ありますが、あのひ したいの あった ばしょは しばふが はりかえの ために はがされていて つちが でていました。 したいは そのうえに あったわけです。 また、あめは みまわりの すこしまえに やんでいました」


くまの「かんしきの しらべでは、しめった つちの うえに はんにんらしい あしあとは ひとつも なく、どうやって あそこに したいを おいたのかも わからんのだ」

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143302p:plain



ようこ「くまのさんの おはなしだと、したいは まるで いたずらっこがほうりなげた にんぎょうのような かっこうで おかれて いたのね。 ひょっとして、ここから あそこまで なげとばしたのかしら?」

くまの「そりゃ、むりだ! どんな ちからもちでも、しばふのところから したいのあったところ までは なげられるきょりじゃ ないよ」


・・・。


じむしょに もどってきました。

きょうの そうさは おわった・・・。


・・・。

 


「あら、せんせい そうさは すすんでいますか? あら、いまから こうえんへ いくんですか? おてんきも いいし、わたしも ごいっしょ させてください」


・・・。



しんじゅく ちゅうおうこうえん です。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143330p:plain



くまのがやってきました。



 

f:id:Sleni-Rale:20200822143343p:plain



ちゅうおうこうえん はしゅつしょ です。

くまの「やあ、きみたち ごくろうさん」

いせ「これは、くまのさん。 いらっしゃい。 ・・・12にちは、じぶんも みつこしも、しんやきんむだったので、13にちの あさに したいが みつかったときには、ふたりとも げんばに かりだされました。 げんばは われわれの けいらの コースに はいって いなかったので、したいには まったく きがつきませんでした。 けいらは わたしが 2じで、みつこしが 4じに でかけました。 ・・・きづいたこと、さあ・・・。 2じの けいらでは あめが ふっていたので、ひとりも つうこうにんは いませんでした。 ふだんだと、アベックや よっぱらいが いるんですが・・・。 ああ、そういえば こうえんの なんせいで、しろいくるまが とまっていました。 そういえば、やねに おおきな きゃりあー みたいなものを つけてたなあ。 まるで サーフボードを のせるようなやつを・・・」


みつこしを よびました。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143358p:plain



みつこし「さあ? ぼくが とおったときには そんな くるまは いなかったよ。 ぼくも サーフィンを やるので そんな くるまが あれば きが ついたと おもうよ」

じんぐうじ「と、すると そのくるまは2じから 4じまでの あいだに いなくなったのか・・・」


・・・。


ちゅうおうこうえんを たんさくした。

くるまが もくげきされた ばしょは ちゅうしゃきんし くいき だった。


・・・。


くまの「おい、あそこは ちゅうしゃきんしの ばしょじゃ なかったのか?」

「いせ「ああ、そうだ! たしか ねりまナンバーの マーク2 だったぞ」

くまの「それじゃあ わしは しょに もどって、そうさを つづけると しよう」


・・・。


しんじゅくの ホテルK.Oのフロントです。


きょう「なにか ごようですか? くるまですか? それでしたら、ちかちゅうしゃじょうの あさがやくんに きいてください」


・・・。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143409p:plain



ホテルの ちかちゅうしゃじょう です。

あさがやが います。


あさがや「なにか ごようですか? ・・・しろいくるま ですか? そういえば、1じか、3じの みまわりのとき、やねに へんなものを つけた、しろいくるまが いました。 すきーに しては、へんな かっこうだったなあ。 あめに ぬれてたから、やっぱり 12にちだ」


・・・。


バー・イーストにやってきました。


けいこがいました。


けいこ「わたしは くるまのことは あんまり くわしく ないけど、ももちゃんが しろい くるまを もっていたわ。 ももちゃんのくるまは さいきんは つのはずが のりまわしていたわ」


・・・。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143420p:plain



まちこのへや です。

まちこが います。

はいざらタバコの すいがらが すうほん。

それいがい へやのなかに かわったものは なさそうです。


まちこ「わたしは タバコを すいません。 それは、さっきまで きていた おともだちが すっていたものです。 ・・・わたしは くるまを もっていません」

じんぐうじ「しかし、12にちは くるまで ホテルK.Oに いったんだろう?」

まちこ「あれは レンタカーです」


・・・。


よどばししょ です。


くまの「つのはずいちろう。 25さい。 じしょうKだいがくの がくせいだが、だいがくにも いかず、あそびあるいている。 ころされた ももこの こいびと だったらしい。 12にちは、ゆうじんと あって さけを のみ、ホテルK.Oに とまったといっている」


・・・。


しんじゅくの ホテルK.Oの フロントです。


きょう「つのはずいちろうさま、ですか? しょうしょう おまちください。 きろくを しらべてまいります」


・・・。

 

きょう「おまたせしました。 つのはずさまは、たしかに12にちの 21じから おとまりに なっています。 ちぇっくあうとは よくじつの 12じ。 3405ごうの スイートルームを おとりに なりました。 ひとりで おとまりに なるには、すこし ひろい おへやですね。 ・・・なにか きづいたこと ですか・・・。 とくになにも・・・。 つのはずさまが ルームサービスを おとりに なった きろくが あるだけです。 そのことなら、サービスがかりの なかのくんに きいてください」


じんぐうじは タバコに ひを つけた。

そのとき、あるかんがえが じんぐうじの あたまを よぎった。


――おかしい。

つのはずは、12にちは、よっていて すぐに ねてしまったと いっていたはずだ。 それなのに なぜ ルームサービスを・・・。

 

・・・。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143551p:plain

 

Kだいがく です。

あたりのひとに きいてみた。


「つのはず? しらないね!」

 

・・・。

 

 

にしぐち「くわしくは しりませんが さいきんは、としうえの おんなと つきあっているとか・・・。 このあいだ あったときは、メシを おごって くれましたよ」


・・・。


じむしょに もどってきた。


ようこ「おかえりなさい、せんせい」

くまの「じんぐうじくん、じつは まちこに どうきらしいものが うかんできてね・・・。 まあ、はなしを きいてくれ。 ・・・じつは よよぎの はなしだと、まちこは かしわぎの ざいさんを おうりょうしている らしいんだ。 まだ、しょうこは ないんだが、もし ほんとうなら、ももこに のこされた ざいさんを ねらったとも かんがえられる。 しかし、おんなの ちからで ももこを ころして、あそこに もっていけるとは おもえんのだ」

ようこ「きづいたことですか? こいびとを ころすなんて、どうきがありませんわ。 ・・・。 もし・・・、つのはずと まちこが きょうはん だったら! そういえば、つのはずが さいきん としうえの おんなと つきあって いるとか・・・!」

くまの「よし! さっそく ふたりの かんけいを あらいだそう」


・・・。


Kだいがくです。


にしぐち「つのはずは グライダーぶに はいったんだ。 グライダーと いっても、あいつのは ハンググライダーだったけどね」


・・・。



つのはずのへや です。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143717p:plain

 

つのはず「たしかに ももこに くるまを かりていますよ。 いったい だれに かえしたら いいんですかね。 あのひは ゆうじんに あうので さけを のむことになるとおもい、くるまに のっていきませんでした」


つのはずは タバコを すっています。 とくに かわった ところは ありません。

めいがらは がいこくタバコの ラークです。


・・・。


よどばししょ です。

くまのが やってきました。


くまの「つのはずいちろう。 25さい。 じしょうKだいがくの がくせいだが、だいがくにも いかず、あそびあるいている。 ころされた ももこの こいびとだった らしい。 12にちは、ゆうじんと あって さけを のみ、ホテルK.Oに とまったといっている」


・・・。


ホテルK.Oのフロントです。

なかのが やってきました。

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143437p:plain



なかの「えーと、3405ごう・・・とーと・・・ええ、おぼえています。 じょせいの かたでしたよ」


まちこの しゃしんを なかのに みせました。


なかの「ええ、たしかに このひとです」


・・・。


よどばししょ です。

くまのに こくはつ しました。


くまの「つのはずが はんにんだと いうんだね。 よーし、わかった! さっそく れいじょうを とって つのはずを れんこうしよう!」

じんぐうじ「ちょっとまった くまさん。 きょうはんしゃの ことを わすれてないか?」

くまの「なんだって? それは、やっぱり・・・!」

じんぐうじ「・・・まちこだ」

くまの「・・・じんぐうじくん、これで じけんも かいけつだね」


・・・。



くまの「さあ そろそろ はくじょうして もらおうか」

じんぐうじ「ホテルK.Oで ももこを さつがいし、したいを ちゅうおうこうえんまで はこんだのは つのはずいちろう! きみだね?」

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143741p:plain

 

つのはず「ハイ。 ぼくと まちことで、ももこを ころして、したいを ハンググライダーで ちゅうおうこうえんに すてました。 ホテルの おくじょうから とんだんです。 ぼくは ももこを あいしていました。 ところが さいきん ももこのほうから わかればなしを もちかけて きたんです・・・。 もう ふたりの なかは おしまいだと おもい・・・」

くまの「しりあった まちこと、ももこを ころす けいかくを たてたわけか!」

じんぐうじ「そして、かしわぎさんが ももこに のこした いさんも てにいれようとした・・・。 そうだね、まちこさん?」

 

f:id:Sleni-Rale:20200822143751p:plain



まちこ「ももこが かしわぎしゃちょうの こどもだとわかり、しゃちょうは ももこに 5おくえんの いさんを のこしました。 このはなしは だれもしらないはず だったので しゃちょうが びょうきで しねば、いさんは わたしのものに なるはずでした。 ところが ごうぞうや よよぎに しられてしまい、ももこが いきていると、つごうが わるくなったんです」

つのはず「まちこから かしわぎの いさんの ことをきき、さつじんを かんがえました。 12にちのよる ももこを ホテルに よびだし へやで くびをしめて ころしたんです」

じんぐうじ「ところが ひとつ てちがいが でてきた。 ももこが ルームサービスを とったことだ」

つのはず「ええ。 ももこが おなかが すいたと いうので、ルームサービスを とったんです」

まちこ「よていにない ももこの こうどうに あわてて わたしが しなものを うけとって しまったんです」

つのはず「したいを おとしたあと、ちゃくちに しっぱいし ハンググライダーを こわしてしまい、むかえにきた まちこと あうのに じかんが かかってしまいました」

くまの「そのとき はしゅつしょの みつこしに みられたんだな」

じんぐうじ「まちこのへやで タバコを わすれたのも しっぱいだったね」

つのはず「・・・やっぱり、かんぜんはんざい なんて できないものですね・・・!」

 


――じけんは かいけつした。


・・・。