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Steins;Gate Drama CD Audio Series - Labmem Number - 007☆Faris NyanNyan

このブログは音声を文字起こししていますので、ネタバレを多く含みます。

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Steins;Gate Drama CD Audio Series - Labmem Number - 007☆Faris NyanNyan


7月28日 11時26分


フェイリス「おかえりニャさいませ、ご主人様♪」
ダル「ただいまー、フェイリスたーん!」
フェイリス「ふにゃー! この横幅は、どう見てもダルニャーン! 今日も、帰ってきてくれたんだニャ」
ダル「僕にはまだ、帰れる場所があるんだお。こんなに嬉しい事はない……みたいな。ウハ」
フェイリス「……ダルニャンには、感謝してるニャ」
ダル「へ?」
フェイリス「ダルニャンは、ダルニャンだけは……。フェイリスの事、一人の猫耳メイドとして見てくれるニャ。それまで、ジャッジメントグランドクロスの鍵として、絶望の日々を過ごしてたフェイリスだけど……。ダルニャンのおかげで、メイクイーンにいるときだけは、その運命を一瞬でも忘れられるのニャ。こうして、笑顔でいられるのニャー」
ダル「えっと……。フェイリスたんの中二病ネタは、オカリンくらいしか相手できる猛者はいないお……」
フェイリス「ネタじゃなくて、真実ニャ……」
ダル「……あばばばばばば。僕には無理だおー。いくらフェイリスたんのファンでも、僕にはそんな痛いセリフは吐けないんだお」
フェイリス「ダルニャン……っと、それはそれとして! ご主人様、ご案内しますニャンニャン♪」
ダル「な、なんという切り替えの早さ……。フェイリスたん、恐ろしい子……!」


……。


フェイリス「ニャンニャンニャニャーン♪ ……ささ、こちらの席にどうぞニャー」
ダル「あ、ども」
フェイリス「ご注文はいかがなさいますニャ?」
ダル「とりあえず、アイスココアください」
フェイリス「かしこまりましニャニャ! すぐ持ってくるから、ごゆっくりどうぞニャ。ふふ」


ダル「……ふー、エアコン効いてて涼しいお……生き返るー。ラボだとこうはいかないんだよなぁ。それにしても今日もフェイリスたんかわいいよ、フェイリスたん。中二病にはついていけないけど、マジ天使っしょ。猫耳をもふもふしながら、ツインテールをプルプルしたーーーい!」
フェイリス「お待たせいたしましたニャー!」
ダル「はやっ!」
フェイリス「ニャフフ……。ダルニャンは、常連のご主人様ニャ。大体のご注文の傾向はバッチリ把握してるニャン。つ・ま・り……。ダルニャンがこのメイクイーンに帰ってきた時点で、注文は確定していたのニャン!」
ダル「さすがフェイリスたん。メイドの鏡!」
フェイリス「フェイリスは、メイド……じゃないニャ。猫耳メイドニャーン! はい、アイスココアでございますご主人様ー♪ チョコレートシロップは、お入れしますかニャ?」
ダル「キタコレーーー! 説明しよう! メイクイーンのアイスココアはチョコレートシロップを後から入れるというオプションが可能なのだ。もちろん、無料! というわけでフェイリスたん。チョコレートシロップは全力で入れて下さいお願いします!」
フェイリス「かしこまりましニャンニャン! では失礼してー……。ニャンニャンニャニャーン……ニャンニャンニャニャーン」
ダル「コレダーーー! これを待ってたんだお。フェイリスたんの秘儀・“目を見て混ぜ混ぜ”!」
フェイリス「ニャンニャンニャニャーン……。ふふ、お待ちどおさまでしたニャ、ご主人様♪ どうぞ、召し上がれー」
ダル「いっただきまーす! ……っ……ぶはぁっ!」
フェイリス「ニャフフフ、一気に飲まニャくてもいいのにー」
ダル「サーセン! あまりに喉が渇いて、もう我慢できませんでした!」
フェイリス「ところでダルニャン。今日は何でこんなに早い時間に変えって来たのニャン? いつもは夕方ぐらいニャのに」
ダル「もちろんそれは、夏休みだからだおー。平日朝からメイド喫茶に来られるのは、夏休み中の学生だけー!」
フェイリス「だったらー、夜まで1日中……いてくれるかニャ?」
ダル「……っ、それは無理……。僕もそんなにお金あるわけじゃないし……」
フェリイス「ウニャー……、残念ニャ。でも、時間が許す限り、思いっきりリラックスしていって欲しいニャン♪ まだ早いから他にご主人様はほとんどいないし。まさに、ダルニャンの貸し切り状態ニャ!」
ダル「うはwwみなぎっwてwきwwたww」
フェイリス「どうせなら、お昼ご飯もどうかニャ? 今日のオススメは、“ニャンニャンホットケーキ”ニャー。もれなく、ハニーメイプルでフェイリスが特製メッセージを書いてあげるニャン」
ダル「それ、もらおうか」
フェイリス「かしこまりましニャンニャーン。オーダー、“ニャンニャンホットケーキ”ニャーン!」


──「「かしこまりましニャンニャーン!」」


ダル「ところでフェイリスたん。夏休みの予定は?」
フェイリス「……フェイリスはこの夏、毎日ご奉仕ニャン♪」
ダル「なんだ、と……? そんな、毎日なんて……体は持つの?」
フェイリス「試して……みるかニャ?」
ダル「これはけしからーーん!」
フェイリス「ご主人様? エロ妄想は自重して欲しいニャ」


──辺りがガタガタと振動する……。

 

 

 

 


フェイリス「……今、揺れたかニャ?」
ダル「地震?」
フェイリス「ううん、違うニャ……! これは、そう……予兆ニャ。ついに、ジャッジメントグランドクロスが始まってしまうのニャ!」
ダル「その設定、まだ続いてたん?」
フェイリス「設定じゃなくて、真実ニャ……」
ダル「こう見えても、普段からオカリン相手に鍛えてるから、僕のスルースキルは超高校級なのだぜー」
フェイリス「ニャ? ダルニャンって今大学生じゃなかったかニャ?」
ダル「んでさ、さっきのご奉仕の話だけど……」
フェイリス「おぉー! 今のが超高校級スルースキル。ダルニャン、さすがニャ……!」
ダル「フェイリスたん、マジでこの夏は毎日メイドしてるん? 友だちと遊びに行ったりとかしないわけ?」」
フェイリス「当然ニャー。なぜならフェイリスは、ご奉仕するためだけに生み出された、ジャッジメントグランドクロスの鍵……だからニャ」
ダル「家族と旅行行ったりは?」
フェイリス「──! あー……」
ダル「フェイリスたん?」
フェイリス「フェイリスの家族は、今ごろ……57万光年離れたニャンニャン銀河系から、フェイリスのことを見守ってくれているのニャ。だから、家族旅行には、行きたくっても行けないのニャ」
ダル「え、えっと、それって……ネタにマジレスかっこわるいって感じ?」
フェイリス「ニャ? フェイリスは嘘や妄想は一言も言ってないニャ!」
ダル「つまり、毎日メイドするのはマジってことっすか? よし、僕決めたを。毎日絶対にメイクイーンに帰ってくるー!」
フェイリス「うふふ、さすがに毎日朝から晩までここにいるわけじゃないニャン。詳しくは、フェイリスのブログを参照してほしいニャン」
ダル「ブログならもちろん、いつもチェックしてるおー!」


──店の電話が鳴る。


フェイリス「ニャ? ダルニャン、ごめんニャ。電話出てくるニャ!」
ダル「うぃー」


……。


フェイリス「……はーい! メイクイーンニャン×2でございますニャン♪ ……えっ。黒木……。ここには掛けるなって言ったのに……。地震? 一体、何の話ニャ? ……ええ、さっき揺れたけど。……ニャンですって!? 何の冗談よ、それ……。意味がわからないニャ。……ええ、わかってる。黒木が冗談を言うような人じゃニャいっていうのはね。でもそんな……急に言われても信じられない……。確認するけれど、本当に死傷者はいないのね? ……もちろんニャ。今は言ってる情報だけでいいわ。……そう、良かった。それで、もっと詳しく教えてニャ。墜落したのは一体何なの? ……所属は? そうじゃなくて! どこの国のものか、ってことニャ。……まだ何も分からないって言ってるのと同じニャそれは。でも、発生から5分以内でそこまで確認できたのは、大したものニャ。ご苦労様。下手をすると、これは私だけじゃどうすることもできないかも知れない。……っ……外交問題に発展するかも知れない
でしょ? そうすれば当然、永田町が出張ってくるはずニャ。組合は
なんて? ……わかった。私もすぐに行くニャ。黒木は引き続き、情報を集めて」


──電話を切る。


フェイリス「はぁ……。みんなごめんニャー! フェイリスは、ちょっと出かけてくるニャー!」


──「「了解ニャー!」」


ダル「フェ、フェイリスたんっ! 今の電話の相手、ここ、恋人?」
フェイリス「ニャ? ダルニャン、聞いてたのかニャ?」
ダル「ちょっとだけ……。フェイリスたんがすごく難しい顔して話してるのは見えたお……」
フェイリス「ああ……。今の電話の相手は、フェリリスの執事ニャ♪」
ダル「うぐ、さすがフェイリスたん。こっちのマジレスにも絶対に中二設定で返すとは。そこに痺れる憧れるー!」
フェイリス「ニャ? フェイリスもマジレスしたんニャけど……。それに、ダルニャンは勘違いしてるニャ」
ダル「うぇ?」
フェイリス「ふふ、フェイリスは、フェイリスニャ♪ それ以上でも以下でもなく……フェイリスニャー!」
ダル「か、完璧だー……! 完璧な猫耳メイドだ! フェイリスたんはやっぱり、メイドの鏡だお!」
フェイリス「ふふ……でも、ごめんニャ。フェイリスはちょっと出掛けないとけなくなっちゃったニャ! ダルニャンは、ゆっくりしていってね!」
ダル「ホットケーキに、ハニーメイプルでコメント書いて欲しかったお……」
フェイリス「ニャハハ。それは、次の機会にっ! ……ねえ、ダルニャン」
ダル「うぇ? なんぞ?」
フェイリス「今日は、駅前には行かない方が良いかも」
ダル「え、なんで?」
フェイリス「まだ、詳しくはわかんないけど……。もしかしたら、とんでもないことが起きたかも……」
ダル「それはつまり、あれですか? 中二病的に言うところの、フェイリス家一子相伝の巻物か何かが流出したとかそんなのですか?」
フェイリス「……。ニャハハ! さすがダルニャン! よくわかってるのニャーン!」


……。